コラーゲンとビタミンCの関係3-3

免疫機能に関わる臓器『胸腺』はご存知でしょうか?
細菌やウイルスと戦ってくれるのが白血球。
その中に、T リンパ球といって免疫の状態をコントロールする重要な役割をするものがある。
その T リンパ球を成熟させる器官が胸腺です!
その胸腺の働きがしっかりしていることで風邪やインフルエンザの予防・アレルギーの改善・癌の予防にもつながる。
人間の免疫力の総司令部ともいえる部分です。

◆胸腺の大きさ
 誕生したときは約10グラム
 思春期には30グラム程度まで成長
 40才代になると約15グラムまで縮小
 50才代で約10グラム
 60才代で約6~7グラム
 70才代以上になるとかなり小さくなります。

胸腺は成人になるあたりまでは成長していきますが、それ以降はどんどん小さくなってしまいます。
しかし、高濃度のビタミンCを長期摂取していますと胸腺の減少を抑制することが出来るという論文をハウス食品さんが出しましたのでご紹介したいと思います。

●免疫系の胸腺には高濃度ビタミンCが良い!
ビタミンCは、酸化・還元反応や代謝などに関与し、抗酸化作用もあるといわれているビタミン。ビタミンには様々な種類があるが、ヒトではVCは全てのビタミンの中で最も多く必要とされるビタミン。ヒトでは多くの動物とは異なりビタミンCを内因的に合成することができないためビタミンCが必須の食物成分となっている。ビタミンCはコラーゲン、L-カルニチン及び特定の神経伝達物質の整合性に必要でありケガなど創傷治癒や骨折治癒の上で重要な役割を果たす。日本人の一日あたりの摂取推奨量は成人で約100mgとされている。
ビタミンCの食事摂取基準は年齢で差異があり、喫煙者は1日あたり35mg多く必要と考えられている。
◆1日1000mg以上の摂取で、胸腺の働きが活性化、免疫力が高まる効果がある(ハウス食品HP論文より)




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2020年9月4日